東京バーリトゥード

大都会・トウキョウで、ワシは百獣の王になるんや!

コスパよく生きたい

コスパ(コストパフォーマンス)とは何か?

 

言葉の意味を調べたことがあるわけではないけれど、きっと「費やしたお金・時間・労力に対して得られる対価の大小」みたいな意味だと思う。

 

コスパがいい人生って何だ?

そもそも人生の目的が何か?定義があるのか分からないし、きっとないと思う。加えて人生の目的なんて人それぞれだし。

 

ただ、ほとんどの人が幸せを追い求めていると思うから、

人生の目的は「幸せになること」だと定義しよう。

最低限のコストで、最大限の幸せを享受する。

人生におけるコストは時間とお金。費やす時間とお金を可能な限り少なくして幸せになること。

 

それが「コスパのいい人生」だろう。

 

自分が無駄だと思うことに時間を使っていては、コスパのいい人生は送れない。

時間は有限だ。何の価値も産まない(幸せをもたらさない)一切の行為を断ち切れば、その分幸せを呼び寄せる事柄に時間をあてられる。

結果として、少ない時間で幸せを掴める。

お金も同様。

 

だから、断ち切ろう。

大して意味のない、会社の飲み会の誘い。

(どうせ毎回同じような話しかしないし、同僚たちとの関係は充分良好だ。これ以上懇意にしても得られるメリットは大して大きくない)

 

好きでもない、タイプでもない女性とのデート。

(ベッドインして一時的な快楽は得られるかもしれないが、持続不可能だ)

 

 

金持ちはケチ?

よく「金持ちはケチだ」という話を聞く。

 

マネー本を多く出版する作家・橘玲氏によると、

「金持ちがケチなのではなく、ケチだから金持ちになれたのだ。お金を使ってしまえば、金持ちにはなれないのだから当然だ。」とのこと。

 

同氏は、著書『幸福の「資本」論』の中で

「現代は倹約だけで誰でも金持ちになれる残酷な世界」だと述べている。

 

同著によると、

お金持ちがケチなのは、経済合理的に生きているからだという。

経済合理的に生きるということは、金銭的にメリットがあることを第一に考えて生きること。

つまり、もっとも手元に金銭が残る選択をしていくこと。

 

この生き方から、彼らお金持ちの生き方の行動原則が導き出される。

それは、「同じ結果を得られるなら安いほどいい」というものだ。

 

 

 

例えばスティーブ・ジョブスは生前、飛行機に乗る時は決まってエコノミークラスを利用していたという。

 

この話を聞いて、僕は気付いた。

豪邸に住んで、高級車を乗り回し、お金を湯水の如く浪費する人々は、実は大して金持ちではないということに。

 

たくさん稼ぎ、たくさん使っているだけの「浪費家」に過ぎないんだなあと。

 

 

僕が不動産営業をしていた時に、衝撃を受けたあるエピソードがある。

 

6,000万円超のマンションを販売していた時に、あるご夫婦が見学にやってきた時だ。

 

僕はご夫婦と会話をしながら、それとなく年収を探り出した。

住宅ローンの融資がおりそうかどうか、判断するためだ。

 

話を聞いてみると、なんと彼らは2人合わせて年収2,500万円を超えているという。

僕は思った。「すごい金持ちだな」と。

 

でも、そのあと彼らの貯蓄額を聞いて、さらに驚いた。

「貯金ですか…800万円くらいですかね…」

 

少なっ!それしかないのか!?

 

 

もちろん単純に、800万円も貯金があるのはすごいことだと思う。800万円は大金だ。僕の年収よりずっと多いし、僕はそんな大金持ってない。

 

 

けど、年収2,500万円もあるのに、貯金は800万というのは少なくないか?

月に100万円使っても、年間で1,300万円は余るじゃないか!

 

 

さらに話を聞いていくと、どうやら彼ら夫婦は、「たくさん稼ぎ、たくさん使う人」なようだ。

 

高そうな服を着て、超高級分譲マンションを借りて住んでいる。

きっと毎日、アホみたいに金を使ってる。だから貯金は収入の割に貯金が少ないんだ。

 

橘玲氏のいう通り、「お金を使ってしまえば、お金持ちになれない」のだ。

 

 

このことから僕は、金持ちになるためには

経済合理的に生きる=「ケチ」になる必要があると感じた。

 

金持ちはケチ?それともケチだから金持ち?

あなたはどっちだと思う?

僕は、「ケチだから金持ち」だと思う。

 

これから僕は、収入を上げつつも「経済合理的」に生活しよう。

稼いで使うだけの「見せかけの金持ち」にならないようにしよう。

そう決心したのであった。